ひよこ支部

"私は私"

結婚式までを振り返るシリーズ7:和装写真撮影

5月上旬、GW明けに和装写真の前撮りをしてきました。

和装撮影をすることにしたのは、前も書いたような気がしますがお義母さんのすすめがあったからです。京都らしい景色をバックにロケ撮影するプランもあるようでした。
が、結局写真撮影だけのために京都に行くのも贅沢過ぎたので、東京の店舗にお願いすることにしました。普通にスタジオ撮影でした。
2週間前くらいに衣装選びをしました。これまた候補が少なくて、まあ迷わなくて済むからいいのですが、白無垢なら1種類、色打掛なら朱、緑、紫?など数種類くらいでした。ウェディングドレスが白なので、アルバムの写真映えを意識して白無垢は切り捨てました。あとは実際に合わせてみて良さそうだったので朱にしました。
髪型は、かつらの場合は追加料金なし、洋髪にする場合はプラス1万でした。かつらのサンプル写真がいまいちだったので、日本髪を結う(かぶる)機会はもうないだろうなと惜しい気がしたものの洋髪でお願いしました。洋髪になるとまた髪飾りの問題が出てきまして、生花を手配してもらうと5千円、髪飾りレンタルでも5千円だったので自分で用意しようと思いました。楽天市場で素敵なマムの髪飾りを見つけ、3千円弱で購入しました。当日は、意外にヘアメイクさんに好評で、写真映えも結構良かったです。
他に自分達で用意するものはこんな感じでした。
新郎…Uネックの白シャツ、足袋、タオル
新婦…肌襦袢、裾よけ、足袋、タオル
新郎は量販店やネットを利用して、新婦は母親に借りて調達しました。着物を着る習慣がないとこんなの持ってないよなあという感じでした。

さて当日。
新婦はヘアメイク・着付があるので1時間早くスタジオ入りしました。髪型のイメージを伝え損ねたがためにいまいちな気分で撮影、なんてことにならないように、ウェディングヘアカタログで予習してかつ持参しました。そしたらメイク室にも同じカタログがありました!田中美保ちゃん表紙のやつです。
ちょっと話はずれますが、カタログ買うなんて普段の自分からしたら結構慎重でした。何かとその場の雰囲気で決めたりおまかせにしちゃったりすることが多いので。カタログ買ったのは、事前にネットか何かで「全然イメージと違うセットをされてしまった」「メイクが濃すぎていやだった」とかいう花嫁の失敗談を読んでいたからなのです。口コミとかに影響されやすいぴよっちです。
さてヘアメイクですが、前開きの服(ヘアセットした後、着替えるときに崩れないようにするため)を着ていくのをすっかり忘れ、キャミ一枚になってその上にジャケットを羽織るという謎の格好で始めました。でもすぐにピンクのケープをかけたので隠れました。ほんとセットしている間はピンクのてるてる坊主という感じで、華やかな髪型もメイクも大げさ過ぎる感じに見えてました。
さて次は着付けです。パンツ一枚になってまずは持参した肌着を身に着けます。あとはヘアメイクさんにお任せです。この時初めて知ったのですが、色内掛といっても本当に色がついているのは一番上の一枚だけで、中は全部真っ白なんですね。ここは新郎にも見えないフェーズなので一人で「おおおこれが何にも染まっていないまっさらな新婦でございますよ!!」などと思っていました。さて自分が出来上がってあまり身動きがとれない間に新郎も着付けが始まりました。そして気づいたら出来上がっていました。スタジオに移動します。
いかにもスタイリッシュな雰囲気の女性カメラマンが担当でした。あと担当のプランナーさんもいらっしゃって私のデジカメで撮影してくれたり効果としてのシャボン玉を飛ばしてくれたりしました。ヘアメイクさんも立ち会っていろいろ崩れないか見張っててくれました。
立ち位置、着物の裾・袖の位置、手の向き、扇の持ち方、頭の角度などなどいろいろと細かく指定され写真を撮っていきます。楽しいけど結構疲れます。モデルさんとかは撮影のとき大変なんだろうなと思いました。
そんな感じで一通り撮影し終わりました。着物を脱ぐの勿体無かったなぁ。着るときと比べて、脱ぐのは一瞬でした。その後髪型を控えめな感じに抑えてもらいつつでもメイクはそのままで終了しました。全部で4時間くらいかな?基本プランに加え、例の髪セット費用、休日費用、データ購入費用などもろもろ乗っかって10万くらいだったと思います。奮発したなぁー。