ひよこ支部

"私は私"

しぶこう

春TOURお疲れさまでした。

最後の最後、いろいろあったわ(泣)





TOUR2013 TABULA RASA -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹-
5/24 渋谷公会堂


今日はミニアルバム購入者限定LIVEでした。15年ぶりの渋谷公会堂、FC発足から15年とアニバーサリー的な要素もあり、サブタイトルにもある通りおそらく今TOURで今日しかやらない曲がある特別なLIVEということもあり、行くことができて本当に幸運でした。


直前にメンバーの体調不良のお知らせが出てもしかしたら延期または中止の可能性も出て、でも無事に開催されたことがまた…。
きっとやるだろうな、と思ってはいたけれど、無理はして欲しくないし、でもファンの立場で無理しないでくださいとか言うのもおこがましいし、本当に無理だったら医者が止めてくれると思うし、もう彼が、彼らが出す判断をファンとして素直に受け止めようと思っていました。実際受け止める以外にできることないんだけど(笑)開催すると発表されて、余計なことは考えずにいつも通りに楽しもうと思い、実際、フラットな気持ちでLIVEに臨めました。


…と、開演時SEまではフラットだったんですが、1曲目で歌ってる姿を見たら、なんか思いが込み上げて来て気づくと眼から汗が。これAXのときもそんな感じだったな(汗)安堵感もちょっとあるとは思うけど、なんか…この人らはこんな、なんていうか、過酷な道を歩いてるなあと。それを思って胸が苦しくなってました。

でもまあ、しばらくしたらフラットに戻れて、全体的にはいいテンションで臨めたと思います。



という訳で、曲の振り返りをしようかと思います。
今日は2階席だったのでメンバーの表情までは分かりませんでしたが、見晴らしがよくてステージ全体がよく見えました。京さんの身体表現もだいぶよく見えました。


セットリスト(いただき物)

SE:狂骨の鳴り
1.霧と繭
2.Unknown.Despair.Lost
3.OBSCURE
4.かすみ
5.輪郭
6.Bottom of the death valley
7.DIABOLOS
INWARD SCREAM
8.mazohyst of decadence
9.Deity
10.MACABRE
INWARD SCREAM
11.鴉
12.業
13.Unraveling
14.冷血なりせば

EN
1.JEALOUS-reverse-
2.羅刹国
3.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
4.THE FINAL


「狂骨の鳴り」
前も書いてると思うけど、開演時の映像もとてもかっこよかった。ああ今日で見納めだなあと思いながらじっくり見てました。
無数の骨たちが舞いながら集まって何かの形になっていく。(その何かは覚えてないんだけどw)そして『THE UNRAVELING』のアートワークの円い生物が赤色で中央に映し出されて。その上にツアータイトルの「TABULA RASA」が被さって、そして今日はその後にサブタイトルも出て。みんなが拍手。私この開演時に拍手が起こるの好きだったりします。


「霧と繭」

京さんが歌っていらっしゃる……!!


フラットに臨んだはずがいきなりのこれです。はあ…歌ってるって、そりゃそうでしょうがよ!わたしダメだなw


登場したときかな、「しぶこぉーーーー!」って言ってました。歌も演奏もかっこ良かったです。だいさんのコーラスもちゃんと注目して聞いてました。



「Unknown.Despair.Lost」
最近ますますこの曲かっこいいなあと思ってます。今TOURでの照明はサイドから白系の単色の照明が強めに当たってる感じでした。シンプルかっこいいやつです。
でもあんまり今日の記憶ないなあ。サビあたりのドラムがかっこいいなあと思ったのと、「君であるーべーきー!」を歌わせてたのは覚えてます。あとマイクシールドが空を切ったのもたしかこの曲のあたり。
そう言えばアルバムのアコギイントロが披露されることは無かったですね。



「OBSCURE」
攻め曲がきました!Toshiya氏の大回転もしかと見届けました。照明、サビのとこだけ詩の「黄金色」とリンクするように暖色系になっていたような気がします。結構みんなに歌わせてました。前半にこの曲がくると場が一気に熱くなる気がします。



「かすみ」
もう本当にこの曲が好きです。
全体的にとても丁寧に歌っている感じ。「抱きしめ」で抱きしめるジェスチャー。「紙風船」で腕を上げる。みんなも腕を上げる。
間奏のギターが本当にかっこいい。間奏入ってすぐに入るボーカル(ッホホホ ホホホみたいなやつ)は多分流してる。その後の「あー」を歌ってる。ここのバンド全体の感じがかなりいいです。
照明は5人の後ろから緑ビームっぽいやつ。映像は今TOURのお花模様の万華鏡っぽいやつ。「溶けて 無くなる」の文字が歌に合わせて揺らめきながら表示されて消える。太い明朝っぽい自体で、二行に分かれて右に「溶けて」左に「無くなる」って出る。



「輪郭」
サビのギターが激しくてかっこいいということでだいさんと薫さんを交互に見たりしてました。ドラムもかっこいいのでしんやくんも見てました。あと「MINERVA」の歌い方がすごく良かった。
この曲中、京さんがお立ち台の下あたりを指さしてスタッフに向かってなんか言ってたようでした。何回か言ったけど多分改善されなくて、ちょっと怒ってる雰囲気を感じて無用な心配をしてしまいました。



「Bottom of the death valley」
Toshiya氏にスポットライト。ボトムだ、と思う。
イントロ、聞き慣れないベース。結構長いこと弾いていたように思った。(音響的に音が割れてるような気がしてちょっと勿体ないとも思った。)ベースソロと言ってもいいくらい長くて、そこから原曲のイントロを、そして再構築版のイントロを弾いて十字を切る。また素敵なシーンを見ることができました。
ここから勝手な妄想なんですけど、輪郭のときの心配な感じがこの長いベースイントロで鎮静された気がしました。

そしてうろ覚えなんだけど、ちょっぴり歌詩が違っていた気がしました。それがすごいはまっていた、っていう印象が残ってます。



「DIABOLOS」
なぜか分からないけどこの曲が始まったとき一瞬呆然としていて、後ろスクリーンに京さんが映ってるのに気づいてなかった。ほんと一瞬だけど。そんでハッとして。今日のドアップ演出はDIABOLOSなんだ!と思った。そんで黒い布もこの曲で使ってた。最初見たときステージの真ん中で後ろ向いて黒い布で全身すっぽり覆われてた。
これまで見たときは眼をギョロギョロしてることが多い気がしてたけど、今日はむしろ口元がアップになることが多くて、ものすごい色気を感じました。曲の内容的にはまったく色気と関係ないんだけど。なんだろう、蜜と唾やベルゼに比べたら歌が多いからたくさん歌っているように感じた→口の動きに注目した、って感じなのかな。あとは布で顔半分を覆う感じにしてたりとか。
ドアップ演出はステージから遠いときにとても有難いです。表情の表現すごい好きです。面白いです。

台詞のときになってステージ前方に移動しお立ち台の上へ。台詞の気迫がすごかった…。演奏もかっこよくて、これまた最近LIVEですごくいいなって思う曲のうちのひとつです。
曲終わりで、お立ち台の上で京さんがものっすごい上半身を後ろに反らしてて私はそのしなやかさに普通にびっくりしました。



「mazohyst of decadence」
イントロがかなり長く感じた。ステージの上の方から紫と緑の照明がゆらゆら。ステージの床に紫の円形の模様がたくさん映ってた。このイントロ、マゾヒっぽいなあ、いやマゾヒだろう、うん、でも長いなあ、とか思いながら照明に照らされるステージを眺めていたらやっぱりマゾヒでした。
原曲通りでもなく、ちょっと前のツアーでやってたのとも少し違う感じでした。低いのかな、あと途中にブレイクというかあれ何て言うんですかね、おっかっこいいなって思うアレンジが入ってました。歌詩で聞き取れたのは「聞こえないふりして」(左耳あたりを押さえながら?)くらいでした。
そんでこの曲を聴くとすごく病院の画が浮かんで来て、京さんの入院が連想されてきて、だから何だっていうこともないんですがすごく病院感を感じました。



「Deity」
あああ!マカブラ感が出始めた!!とか思いました。
この曲かっこよくてすごい好きです。そして照明もかっこ良かったです。Deityの照明はだいたいいつも好きなことが多いです。
完全に余談ですが三十三間堂にある像に英語の説明がついてるんですがそこに「Deity」って単語が頻出するのでこの曲を連想します。そして日本語の説明よりも英語の説明の方が詳しく書いてあったりして何でだよ!と一人でつっこんでおりました。はい完全にどうでもいいです、すいません。
そしてこの曲のときは京さんがDeityって感じです。(キリッ



「MACABRE」
きました…!!




Deityからの流れよかったです。イントロで手拍子が起こってました。


音源での歌い方がどの部分も好きなんですが、LIVEもすごくいいなあと思いました。優しく丁寧なところ、可愛らしい声色のところ(まんまる、とか)、後半に出てくる力強い高音のところ(犠牲心、とか)、シャウトのところ、もうどれもこれも…よかった…。個人的には「犠牲心」のところの歌がすごくぐっと来ました。パイプオルガンのあたりは自分がちょっと迷子になってしまったけど(歌の入りタイミングがわからなくて)、それ以外は全体的に集中できました。たしか「大切なのは気持ちだけ」のときに胸を叩いたか、押さえたかしていたと思います。あと全体的に身体が斜めを向いていたような気がします。


薫さんとDieさんに交互にスポットライトがあたる演出がかっこ良かったです。そしてその感じはなんか見覚えがありました。前のMACABREでもそんな照明だったんだと思います。そしてこの時ずっと赤い照明が当たっていたShinyaくんのドラムもかっこ良かったです。この曲のドラムの音の色が全体的にすごく好きだなと思いました。
ベースソロもかっこよかったです。演奏も勿論なんだけど、スポットライトを浴びて弾くその弾き方もかっこよかったです。そう言えばベースソロに入るちょっと前くらいにDieさんの姿が見えなくなってました。


照明は、途中でステージ後方の左右の端らへんにミラーボール状の照明があって、それがピカーッと光を放っている景色がすごく印象に残っています。


映像は上の方のスクリーンに映っていて、第一章は虫の映像でした。あんまり見れなかたけど、てんとう虫とかカマキリとか毛虫とかいたと思います。
第二章に入って、映像が虫じゃなくなりました。人の脚っぽいなと思って見ていたら、映像の視点がゆっくりと上に向かっていくにつれて胎児みたいなのがたくさんいるんだというのが分かりました。全体的に青白い色調で、後半になって赤い触手というか植物の茎というか血管というか、細長いのが出てきてそれが伸びて花開く感じでした。


LIVEでやるために大変な手間と準備があったんだろうなと胸熱でした。きっとメンバーさん、特に楽器隊の方々はもうやりたくないなあとか思ってそうだけど、またLIVEで聴きたいです。何回か演って熟していくのが観たいです。
そう言えばこの曲でDieさんのギターがとうとう3本になったのに驚きました。だいぶ忙しそうでした。ちなみに薫さんは1本でした。ギターソロとかハモりとかもすごく良かったです。


そんで今、音源を聴きながらLIVEを思い出して書いてたんですが、この曲って最高に良い感じです。たまらん。



「鴉」
下手寄りにいたので薫さんのタッピングを見てました。あの音色の雰囲気いいです。
あとは全体的にかっこ良かったことしか覚えてません。個人的に「最高の目〜」からの部分に注目して聴いてました。
たしかTOUR中のセットリストではボトムと鴉が一緒になっていた日が無かったような気がするので、今日は2曲とも聴くことができて嬉しかったです。



「業」
うわあかっこ良かったってことしか覚えてないぞ…
うろ覚えだけどイントロ中に京さんが直立しててかっこ良かった気がします。(この曲じゃないかもしれないけどボーカルのないとこで直立していたときがあったのは確か)
ああ、そうだ詩の「子宮」のあたり、お立ち台に脚をかけて歌っていたかと思うんですが股間をさすってました。
あとは「I hate me」のときに左右に腕をビシって伸ばすのはいつも通りかっこ良かったです。ふと思ったのは、霧と繭とかDieさんのみのコーラスのときは上手側の腕だけビシってやって、上手下手どっちもコーラスありのときは左右の腕をビシっとやってる気がするなあと。そんなことはともかくカッコいいのであります。



「Unraveling」
記憶が正しければ結構いきなり始まりました。
歌い出しの「お前を背に」でくるりと背を向けてました。その後の「ニャー」のところでお立ち台の後ろくらいの位置で軽く跳ねてた気がしてなんかキュートだなと思ったんですがそれはちょっと記憶違いかもしれません。前半のメロのとこでの京さんのダンシングな感じがホントに素敵でした。ああもっと見たいと思いましたが後半はそんなにダンシングになる曲調のとこがなかったです。
フランス語のところでお立ち台の前に出てきて「もっと愛してくれ!!!」と叫んでました。私は軽い衝撃波をくらったような気持ちになりました。

映像は今TOUR共通で、PVのお母さんと子どものシーンのみを編集したやつでした。が、今TOUR共通でそんなに見てませんでした。輪郭も同様に。



「冷血なりせば」
うわあコレも記憶がない!イントロでちょっちょっちょってジャンプするときにホールだから乗りやすいなあと思ったことと、京さんの背中を拝んだことと、Toshiya氏が激しかったこと、とか。(それは所謂いつもどおりのかっこ良さ)
ちなみに映像は上スクリーンに映ってて、冷血っぽい雰囲気のアレでした。


ここで本編終わり。曲終わりで京くんが倒れこんでました。きっと、たぶん、体調的にあれだけどとかあんまり意識したくなかったけどこういう場面を見るとやっぱ身体の負担大きいだろうなと思ってしまってでも出し尽くす京さんはかっこいい、とかぐるぐるしました。
いつもは一番最初にはけるけど今日は一番最後でした。去り際に客に向けて中指立ててたように見えました。それ見て静かにテンション上がりました。
そう言えばDieさんがはけるとき、ドラム前あたりで一瞬おってなってて、それは倒れてる京くんに気づいて(つまづきそうになって)おってなったのかドラム前の祭壇におってなったのか遠くからではあんまり分からなかったけど、京くんが轢かれなくてよかったです。そして私はウィザDVDでToshiyaが京くんの手を取って起こすという感動シーンを思い出してました。



結構アンコールの声そろってました。



「JEALOUS-reverse-」
アンコ明け、ステージ中央だけを照らすスポットライト。京さん一人だけ登場。
始まったのはピアノのJEALOUSのイントロ!!


ああ歌に感情こもってる。そんで歌うまい。かなり聴き入りました。


歌詩が1箇所変わっていて「変形していく」→「変わり果ててく」になっていました。そこで初めて変形ってそういうことだったのか…とか思うわたくし(遅)。すごくしっくりきました。



「羅刹国」
ここから楽器隊メンバー登場。
薫さんが緑のTシャツ着てる!?(後にコレがhideさんツアTと分かりました)
Dieさん、Toshiya氏、Shinyaくんは本日のツアT(ピンクのガチャガチャ模様に赤い書きなぐり文字って感じのやつ)で、3人も同じの着てるのって最近では珍しい?と思いました。Toshiyaはいつも通りサイドはカットしてたように思います。

そして始まった羅刹国!は! かっこ良かったことしか覚えてません。
(なんせ追記追記で、これ書いてるのはもう27日なんだよね)
どっちにしても暴れているので覚えてなかったかと思います。

なんかの暴れ曲で薫さんのヘドバンが素敵だったことをふと思い出しました。
あと曲終わりとかでタイミング合わせるときにみんながドラムを見ている感じがいいなあと思ったんでした。バンドいいなあって。



激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
ああ…これも…記憶が…(遠い目)

いつも通り、みんなで歌いました。
ああそうだ、この曲でメンバーを後ろのスクリーンに映してて、ここでも京さんの表情を少し見ることができたんだった。



「THE FINAL」
曲始まるときにちょっと煽りがありました。
「うしろーっ」「おまえらーっ(上手)」「おまえーっ(下手)」「あ゛ーーーっ(センター)(前より若干短め)」だったかな。「おまえ」と「おまえら」はうろ覚えで、上手と下手の順番もうろ覚えで、たぶん「いけるかーっ」もくっついてたのかもしれないけど曖昧です。「あ゛ー」は久しぶりでしたね。何て言うかふと気づけば煽りへの飢餓感が募っていたわたくしだったので、煽りだ!煽りだ!(恵みの雨じゃ!のテンション)って感じでした。

この曲で、今日の公演も、このTOURも最後かと思うと、なんだか気持ちが引き締まる感じがしました。
といいつつも、時間が経ってしまうとあの瞬間のことってリアルには覚えてないもんですね。だから何度もその感覚を味わいたくて何度もLIVEに行ってしまうんですね。

映像はTOUR通じて共通だったと思うんだけど多分書いてなかったのでメモしておくと、途中でスクリーン中央に雫が落ちる感じの映像があって、その後はスクリーン全体に炎が映ってたと思います。炎からPV連想したりしました。




あああ終わってしまいました。
京くんは今日もサーーーッとはけて行きました。私は最後に京くんがマイクをその場に置き去っているのであろうゴツっていう音に注目するようになってました。そんなTOURでした。


最後のとこで覚えてるシーンは、薫さんがお立ち台から降りるときにピョンと跳ねて可愛らしかったことと、同じく薫さんが下手のスピーカーあたりを崖を岩づたいにそろそろ歩くみたいな感じで前に出てきて何か上げてたことと、その帰りに戻りづらくなったのかまたピョーンと跳ねてたことです。あとはToshiya氏がスタッフさんに挨拶して(握手して)回っていたこと、最後はける直前に腕を身体の前で曲げて深くお辞儀をしていた(執事みたいなイメージ)ことです。
ShinyaくんとDieさんの記憶は無くなってしまいました。ざんねん。



今日はいいものを観させて頂きました。ありがとうございました。
6月はヨーロッパですね。きっと今回は厳しくないように日程が組まれている…はずなのでのびのびDIR EN GREYしてきてほしいです。京さんは海外は嫌だと思いますが向こうに待っている人がいるかと思うのでなんとかよろしくお願いします。
って、こういうことはアンケートに書こう。うんそうしよう。