ひよこ支部

"私は私"

TOUR2012 IN SITU 11/3 倉敷市芸文館

DIR遠征してきたよー!
ホールは京くんがノリきらない(?)というジンクスを吹き飛ばし熱い公演でした。楽しかったですほくほく。(中盤いろいろあったけど)遠征した甲斐がありました。


IN SITUツアーは渋谷から始まって仙台、札幌、京都2日、間にラウパを挟んでの今回倉敷でした。私の参戦はAXぶり。

最近はTwitterで虜(DIRのファンのことをこう呼ぶ)の皆さんのレポを拝見してるので、他のとこでどうだったのか結構ネタバレしちゃっているんですが、仙台から京くんがサイド刈上げのオールバック!?という不思議なしかしカッコよさそうな髪型になっているとの情報を得て非常に楽しみにしておりました。というかAX以来ずっと早く次のライブに行きたい行きたいと思っていて結構知り合いのみんなが京都公演に行くもんだから悶々としつつも、なんとか時が過ぎ倉敷の日を迎えることができました。

最近はほとんどスタンディングでホール自体が少ないので久しぶりの感覚でした。やっぱりホールだと入場から荷物からいろんなところで気が楽です。そして人と密着しなくて済みます。あと椅子につかまって頭を振ることができます。そして、何よりステージが良く見えます。メンバーが見えるのが嬉しいのはもちろん、演出がしっかり見えるのはとてもありがたいことです。


さてゆったりと入場して開演待ち。眠いです。頃合を見てTシャツ姿になります。

客電が落ちます。狂骨の鳴りが始まります。スクリーンに赤い障子のような映像が映ります。その中に一瞬縦書きのさらさらと書いたような文字が映るんですが消えるのが早すぎて読み取れません。その後はホネ?だったか忘れちゃいましたがかっこいい映像が続き、メンバーが登場し始めます。みんなの歓声!そして上から円筒状の紗幕がするすると下りてきてステージの真ん中のお立ち台を覆います。京くんは、その紗幕のなかにいつの間にか現れています。

1曲目はDIABOLOS。IN SITUツアーから披露されている、尺が長くドラマチックな楽曲です。AXでは途中の語りがかっこよくてすごく印象に残っていました。今回の台詞部分は前よりも力強くなっているようでした。これはもう、人間を辞めちゃう…いえまだまだ。というかそれは、本当に人間を辞めろってことではないのだろうなって考えてました。これは直前に読んだ「音楽と人」の京くん巻頭インタビューを読んだ影響を受けた…。曲自体は、終盤にかけて胸が締め付けられるような気持ちになりそれが逆にすっとします。1曲目でホールなせいか、会場はまだ温まらず。というか、自分がか。演奏は、えーと、よかったです。

LOTUSはシンフォニックバージョンでした。これもAXでは無かったので、イントロでは何の曲だろうなあと思ってました。(たぶん去年のTDCHではやったんだっけかな)ステンドグラスっぽい映像からPVっぽい赤ひらひらになったので、きっとLOTUSだなと思っていたらイントロの重いギターリフ。ずががががががーーんという感じなのでヘドバンしてる人もちらほら。でも私はLOTUSはなんとなく頭を振りたくない感じなので腕でいきます。この曲はかなり高音なところがあるのですが、今の声を聴くにつけて、嗚呼あの頃はもどかしかったのだろうな、喉が良くなってよかったなと思わずにはいられません。

獣慾です。楽しい曲です。「瞬く」からは椅子があるので全力で上半身を折れます。「Say What You Like」のとこでは「お前らの声聞かせてくれー」って言ったような気がします。でもうろ覚えです。
→(追記)違います。たぶんアンコの「Live Through This World」です。だってこんな最初から言うわけないもん(笑)

AMONもシンフォニックです。この曲はすごく力強く乗りたいのですが拍子が難しいのですごいズレます。「Adore」のドォゥアッ感が少なめでした。「神殺し」のとこはいつもの手を正面で合わせるポーズ。

暁きたー。なぜか暁が好きです。この曲は去年は京くんすっごい踊ってた(それを私は個人的に京くんステップ、素敵ステップと呼んでいる)んですが、今期は控えめのような気がします。や、控えめなのではなくて、必要以上な分が削ぎ落とされて洗練されたという感じですかね。「かじる」をオーディエンスに言わせるために「トマトォオオーーーー」と叫んでました。あと「のまのま」も言わせてました。青とかの線の映像に変わってたのって暁だったかな?

滴る朦朧はね、ほんとにね、もうね、好きだね。DUMの中で一番音源だけ聴いたときの好き度とLIVE観てからの好き度の差が激しい曲ではないかと思います。IN SITUから円筒紗幕に眼を縦に映す映像に変わりました。ちょっと怖いよね。でも途中で眼はなくなるのか、気づくと前の密林っぽい映像になっている気がします。この曲の京くんの動きも大好きで大好き過ぎて見えづらい幕の中を凝視していました。カッコいい動きをしているのは分かります。なんだかたまらなくなってきてその後の「きょおおおおお!」はより力がこもるであろうと思いました。LIVEでは前から曲の最後に「Catsle of Mud」を繰り返してたけど、たぶんいつもはグロウルなのが昨日はむしろ優しい感じの声で歌っていて、そのまま次の曲へとつながっていきました。曲間に歓声が挟まる雰囲気じゃなかったので滴る朦朧でたぎった私の気持ちは叫ばれることなく次へ持ち越されました。

蜜と唾も好きですね。スローテンポながら超暴れたい曲ですねー。でも実際はそんなに暴れないですね。円筒紗幕になってからは円筒に縦書きで歌詩が迫ってくる演出に変わりました。微妙に私が思ってるタイミングと違うような気がして、「サディズム」とかだったかな、結構遅く感じます。歌詩を覚え違いしているのかも。そして今回はメンバーがよく見えるので「ペドフィリア」のコーラスも意識して聞いてました。たぶんギター隊です。(意識が足りないかも)そしてクライマックスはやっぱりかっこいいのでありました。

INWARD SCREAM、こっちだったか、映像つきでした。たぶん樹海です。うわあって感じでした。

THE BLOSSOMING BEELZEBUBでは新しい演出になっていました。マイクスタンドについているらしい小さいカメラに向かって歌うと後方スクリーンにリアルタイム京くんがどアップで映るという。京くんが完全に後ろを向いちゃって、自分の世界みたいになっています。画面に見えるのは主に顔なんですが、身体もいつもみたいに動かしてます。なんかこの曲の途中で妙に覚めてきて、アレッて感じになりました。どアップの京くんはカメラ目線だからめっちゃ目が合う感じでそれはそれで照れるんだけど、やっぱ何だろ…後ろ向いてるからかな。京くんは自分の表現に徹している、そしてそれは彼がやりたいことだとも思う、でも私たちは背を向けられていて、なんとなく疎外感を感じる。あっ思いつきました、自慰を見せられてる感じです。言いすぎかもしれないですけど。いつも一つになれるかーと言っている彼が一人プレイをしているように感じて、私は寂しかったんですね。きっと。曲とか歌はよかったです。好きだし。

陵辱の雨か。聴きたかった曲だけど、ベルゼを引きずってないで気持ちを戻さなければという意識があって集中するのに時間がかかったような気がします。あのイントロももともと魂が抜ける感じだし(笑)ああ記憶が薄いです。サビを歌わせようとしていたけどハッキリ覚えてなくて全力で行けずこれまた駄目なわたしでした。

INWARD SCREAMその2。ごつごつ多し。たしか。

HYDRAはやっぱり来ると嬉しいです。ここで純粋にぐわーーーっと楽しんでなんとか取り戻した感があります。この曲は弦楽器隊が動く、けど、私は京くんを見るのに忙しいのでそして次のヘドバンに備えないといけないのであんまりステージが見えていないかもしれません。でもそれでいい曲です。印象は、ふつう!

冷血も純粋に暴れました。この日だったからどうとかはそんなにないかな(笑)それにしても楽しいよなぁ。間奏では京くんが腕を振って煽ると全力で叫ばずにはいられません。そして全力でデストロイして、頭を振るターン!でも実は途中で京くんのボディバンを見るために頭を上げてました。だっていつも生で見られないんだもの…ホールで見る今日くらい…という気持ちが働きました。

OBSCUREも、もう騒ぎすぎてよくわからないですな。イントロ終わりのToshiya氏の大回転はちょっと見ました。うん。やっぱりあんまり覚えてません。サビはちょっと歌わせてました。

欲巣はこれまた好きな曲なんですが、この位置にあるとどんな流れだったっけってなりますな。結構我に返って冷静にしかし集中して観ていたと思います。そしてやっぱりいいなあと思っていました。みんな結構なぞなとこで頭振るんだなぁと思いました。京くんは「Good Bye」のとこで「来い!」って感じで腕を振ってた気がします。

激しさは、いつも通りの合唱曲でした。ホールだとあんまりわからないような気がしました。

そしてアンコールへ。

VANITAS。いい曲。ただただいい曲。すまん。(何が
あ、「終わりを隠してた」を「終わりを重ねてた」かなんかって言ってた気がします。


鼓動。いい曲。これもすまん。(だから何が

DIFFERENT SENSE。

羅刹国。うん。いい感じに完全燃焼できたと思います。会場が一体になってる感じがありとてもよかったです。



ラストの煽りは、お前らひとつになれるか!3回くらい。後ろー!2回くらい。女!も3回くらいデスボあり。男!も3回くらい、これまたデスボあり。それ以外に、どっかで「いけるか倉敷」と言った気がするがうろ覚え過ぎて…。あとは獣欲は前述の通り。

正直、終わってみるまで京くんがどうなのか確信が持てなかったんですが、最後に水を吹いて頭の上で手を叩いてニコってしてバイバイってしてはけてったのを見て嬉しくなるとともにほっとしました。終わってみればいいLIVEでした。なんだか考えすぎてしまいまいした。あ、最後にいつものビーム、こっちに向かって発射された気がしたけど、どうかな!!


京さん衣装は、新しいアー写風で白シャツに黒ジャケット、黒のサルエルパンツ。右手に赤い手袋。パンツは8分丈くらいで細い足首が見えてました。本編の後半でジャケットのボタンに手をかけ、すぐには外れなかったっぽくて少ししてから脱いでました。白シャツはもう、ボタンがたくさんあるので曲間では脱ぎきれなかったのかばっさーと大胆にはだけた状態で1曲くらいやってました。すごかったな…
そして髪型は、なんか思ったより別に…って感じで。遠くて細かいところまで見えなかったせいかもしれませんが。両手でびしーっと撫で付けるのを1回、片手で斜めな感じに撫で上げるのを1回、目撃しました。扱いづらそうな髪型です。でも近くで見られるならやっぱり見たいです。
あと、腕を真横に振る動作が、汗をすっ飛ばしているような気がしてそうとしか見えなくなりました。や、インタビューで、表現のうちの一つとして「汗」っても言ってたからですきっと。

Dieさんは本編ながーい上着。フード。ストールみたいなの。アンコはツアTのA。「IN」の字がでかいラメってる方。
Toshiyaは例の黒マントみたいなのに黒スカート、黒ハイソックス。膝が見えてます。へぶー。あとアイマスクみたいなの。
薫さんは派手ジャケット。1つ前アー写の。アンコでは全身黒になってました。
Shinyaくんはいつものように白ひらひら。アンコはTシャツBのリメイク。



あとこまごまとしたメモを書くと、京くんの後ろに照明。髑髏ランプなし。小物みたいなのはあったかな。首吊り映像はいいけどどうかとも思う。Dieさんかっこいい。そしてサラサラしている。そしてS顔。3列目のチェックシャツのお客さん。



セットリスト
1.狂骨の鳴り(SE)
2.DIABOLOS
3.LOTUS(Symphonic Ver.)
4.獣慾
5.AMON(Symphonic Ver.)
6.暁
7.滴る朦朧
8.蜜と唾
INWARD SCREAM
9.THE BLOSSOMING BEELZEBUB
10.陵辱の雨
INWARD SCREAM
11.HYDRA 666
12.冷血なりせば
13.OBSCURE
14.「欲巣にDREAMBOX」 あるいは成熟の理念と冷たい雨
15.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

EN
1.VANITAS
2.鼓動
3.DIFFERENT SENSE
4.羅刹国


次は横浜2DAYSだ。定時帰りできるといいな。