ひよこ支部

"私は私"

COUNTDOWN JAPAN

そして2012年の大晦日はフェスに行って来ました。
(うおー日記おいつかないよ)


聴く音楽の幅が激セマな私がフェスに行くとか大丈夫かなー(楽しめるかなー)という感じでしたが。でぃるさんが出演するっていうので、勢いでチケット申し込んでみました。

それで、どうだったかというと、CDJでもDIRはDIRらしくてかっこ良かった!良かったんじゃないでしょうか?聴いたことない人々に結構な衝撃を与えられたと思います。勿論好みは分かれると思うんだけど、自分らの音楽を徹底してやってるバンドがいるんだぜっていうのを見せつけられたんじゃないかなあと。

という訳ででぃる編と日記編の二部構成でいきます。


■でぃる編

ロッキング・オン(雑誌)で良くして頂いてる縁なのかその辺はよく分からないんですが、なんかいきなりフェスに出演することになってました。しかも一番でかいEARTH STAGEという待遇です。あんまり深く考えてなかったけど、考えれば考えるほど絶対アウェーだよなあ、大丈夫かなあと、しても仕方のない心配をしてました。でもその一方でそのアウェー感がどんなもんかも楽しみにしてました。盲信してる訳じゃないんだけど、彼らならきっとガーンとやってくれるだろうなあと。お客さんたちの反応はどんな感じになるんだろうと。


前の出演者のステージが終わり、前方へ移動。おお!意外とファンがいる?ステージ上の設営や音出しの雰囲気を眺めながら待機します。なんか途中で紗幕を吊るすバーが登場して、もしかしてと思いましたがもしかしました。

時間になり、いつも通りのSEでスタート。紗幕のバーが上昇していきます。ステージの前面が幕で覆われました。
1曲目ベルゼー!いいねいいね!!遠慮無いね!映像はいつもの蛆虫、蝿、ネズミやらのアレです。受け付けない人はもうここで受け付けないだろうね。曲調もノリノリじゃないしね。いいぞもっとやれー!!
次はLOTUSシンフォニック。ああもう、いつもの流れ!フェス関係なく、京さんの声が超出てて心地よかったです。ここもいつもの映像。
そしてここで輪郭です。最新の新曲です。幕に映すのはPV。演奏よかった!輪郭終わりで幕がファサーっと落ちました。
凌辱の雨以降、良い感じにフェスっぽい?かな?ハイドラとかみんなノリノリになってたのかしら。前の方にいたせいで自分はいつもの感じになってしまったけど、後方で観てた人たちがどんな感じだったのかも気になってました。
最初、京さんが伏し目がちな気がして(あんまり客を見てない気がして)アウェー感を感じてるんかなぁと思ってましたが、歌や動きはいつも通りかっこ良く、そして後半にいくにつれ熱くなってたと思います。DSや激闇は客に歌わせたりしててホントいつも通りという感じでした。
激闇の前に「ラストです」と一言だけ喋ったんですが、らしいと思いました。フェスだからって多くをしゃべらない。過剰な煽りもしない。あーーでも、もしかして予想外にフロアが盛り上がってたらもっと煽ったの…かな。いやでも昨日は、ちょうど、これでちょうど、って感じだったな。
終わってからいい表情をして、ちょっと拍手してはけていきました。フェス出演ありがとうでした。いい大晦日になりました。

1.狂骨の鳴り
2.THE BLOSSOMING BEELZEBUB
3.LOTUS
4.輪郭
5.凌辱の雨
6.HYDRA-666-
7.冷血なりせば
8.DIFFERENT SENSE
9.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇


以下メモ
・最近京さんのマイクコードが赤くてかっこいい。
・京さん、髪を下ろしてアシメヘアーみたいな感じになってた。裸にジャケット、黒サルエル。
・Toshiya氏、アイマスク、白シャツに黒リボンタイみたいなきっちりした雰囲気にスカート、ハイソックス。最後にアイマスクをとり、胸の前に腕を当てて優雅な挨拶をしてはけてった。
・HYDRAあたりは結構弦楽器隊がよく動いてた。
・Dieさん多分アー写のロングのコート。いつも通りかっこ良い。今日は何となくいつもよりも見ました。
・Shinyaくん、白っぽい衣装。輪郭のドラムが気になってたのでチラ見しました。華麗。
・薫さん。ああ…また、あまりよく見えなかった。どやあみたいな表情してたのが見えた。
・後日Twitterで初見の人々の感想を見て、ふむふむと思った。




■日記編

えーと。ロキノン系の中でも激しいノリはこえぇーーー!


普段、全然ロッキング・オンに載ってるようなアーティストの音楽聴かないんで、ほんとお祭りに遊びに行くノリでした。まあ雰囲気を楽しめればいいかなあと…。前日になってタイムテーブルをプリントアウトして眺め、当日の午前中になって何を見に行くか旦那にリサーチしてもらいました。

15時過ぎに幕張メッセに到着。まずは会場の様子を眺めます。事前リサーチでちょっと良い感じだったte'がもう始まってて、ちょろっとだけ見ました。その後クロークに荷物を預けて身軽になり、お昼ごはんです。会場内は肌寒いところもあるけど大体はあったかかったです。

しばらく気になる人の出演がなかったので、DJがいるらしいASTRO ARENAを見に行きました。これが(笑)旦那とふたりでぽかーんとしてしまって(笑)なんて言うんでしょうかね。カルチャーショックみたいな感じです。まったく予備知識もなく。クラブとかも行ったことないし。2階席から会場を眺めながら、旦那と「DJってなんだろう」「みんな、何に盛り上がってるの」「流れてる音楽にノッてるの」「ステージは見ないの」「あれがサークルモッシュってやつなの」「演奏してるわけじゃなくって、曲を流してるんだよね」とか不思議がってました。しっかしすごい盛り上がりようで、フロア全体の一体感がものすごかったし、2階座席にいる人すら踊っている人もいてただただビビりました。これは住む世界が違うと思ってしばらくして引き上げました。

次は真空ホロウを見に行きました。今日初めて知ったバンドです。ベースが激しくてかっこよかったです。あとMCが訛っていて親近感がありました。いいロックという感じでした。

リクライニングエリアでちょっと休憩して、次は渋沢葉を見に行きました。この人は雑誌で知った人なんですが、なんか変わった人でちょっと気になるなあと思っていたのでした。ボーカルに力があってよかったです。しかし同時にHIATUSも事前リサーチで◯だったので、途中からそちらへ移動しました。たぶんすごいメジャーなバンドっぽいんですが(メンバーさんも有名な人っぽいし)これまた今日知ったバンドです。行ったらお客さんが大量にいて、しかもみんな盛り上がっていておおやっぱり大物だなと感じました。しかし私はトイレに行きました。生演奏聴きながらのトイレなんてすごい贅沢だよな。ところで今回その場で謎のスキップみたいなのをやっている人が結構いて、これはロキノン系のノリの一種だろうかと思いました。

トイレ済んでからしばらくHIATUSさんを見てたんですが、やっぱりちゃんとしたいいバンドっぽかったです。しかし明るく爽やかでそういうのに全く慣れてない私にはすっごい違和感でした。照明もぴっかぴかで、この後このステージでDIRやるのかーほんとにやるのかーとか思ってました。

DIRを観てからはビール飲みながら休憩して、これまた私が気になってた女王蜂を見に行きました。思った通り。ちょっとぶっとび気味で楽しかったです。酔いも手伝って結構のりました。

その後の年越しタイムですが、旦那が疲れてたみたいなので休憩に見送り、私は女王蜂のテンションそのままに、事前リサーチで◯つけていたアルカラを見に行きました。これまたたくさんのお客さん。あーーーいかん。また明るく爽やかだ。ここに一人は耐えられないなあ。しかも隣の人が結構な勢いでノッてて怖い。かなり最後方なのにお客さんが大量にいて抜けるにも抜けづらい。そして抜けるほどかっているとそこまででもないし。演奏はけっこう普通に良い感じ。しかも、この2年頑張ってきたらしいし。年越しの瞬間に何が起こるのか気になるし。ああもうこの明るいMCに耐えられんwwwとか薄々思いながらもカウントダウンしちゃいました。ぱーんと銀テープが舞い、風船が降り注いできました。なんか…私なにやってんだって気持ちでwwwまったく見知らぬバンドと一緒に、旦那もおらず一人で、年またぎとか、アホスwwwwwwwwってほんと草が生えまくってきたので、終わってから旦那を探しに行って新年の挨拶をしました。そんでボチボチ帰りました。


ああみんな音楽好きなんだなあ。と思いながらフェス初体験は終了。そして私は、自分は特に音楽が好きかというとそこまでじゃない(いい音楽を広く聴いてみようという感じではない)んだなあと再認識しました。今回いいなと思ったアーティストの音源をこれから手に入れて普段聴くか、ワンマン行くか、というとそこまでじゃないかなと。や、フェスは楽しかったけど。
おわる。