アウトドア
陣馬山にハイキングに行って来ました。
金曜日の夜に、3連休だしどこかに行こうかという話になりまして。
高尾山って案が出たんですが、絶対に混んでいるからいやだなあ、もっと人がいなくて自然を全身で感じられるようなところがいいなあってなって、高尾山の横にあるらしい陣馬山に登ってみることにしました。
(山頂にある白い像がちょっとち◯こみたいだねっていうのが決定打)
参考図書はこちら。(なんか上手く表示されない時があるんですけど…)
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: 単行本
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一応、かつて一度ではありますが尾瀬登山(しかも山小屋へ一泊)をしたことがあるので、山をなめちゃいかんという気持ちはわきまえていました。今回は日帰りだし、あとはそれなりの装備と持ち物さえ準備すれば行けるでしょう!と。
というわけで、ダイソーに行ってレインコートやらウェットティッシュやら乾電池やらを購入し、スーパーで水と非常食のカロリーメイト、飴ちゃんやらを買い込みました。登山靴は前回買ったので大丈夫、旦那さんは今回購入しました。
ちょっと、詳細地図とコンパスを持ち物に入れてなかったのは「なめちゃいかん」とホントに思ってんのかって感じでしたが、まあ、大丈夫かなということで…。(たぶんホントはだめです)
当日。
5時半に起床。
結局のんびりしてしまって、当初予定から少し遅れての行動開始となりました。
今回のルートは、参考図書の「コース10 陣馬山・和田コース」そのまんまです。
陣馬高原下バス停→新コース→陣馬山頂→奈良子峠→陣馬の湯→陣馬登山口バス停
8時過ぎに高尾駅に到着。ここから陣馬高原下までバスで行きます。バスは1時間に1本くらいです。バス停に行ってベンチで余裕をかましていたら、係員さんに「陣馬山行きの列はあちらです」と誘導されました。よく見たら別に列があってすでに結構な人数が並んでいたのでした。
8:55のバスを予定していたんですが、8:45くらいに臨時便かなんかの急行のバスが来て運良くそれに乗ることができました。高尾駅から陣馬高原下まで所要時間は約40分、バス賃は540円です。
バス停にてトイレを済ませました。バス停の回りには準備運動をしている人が結構います。みんな超やる気ですね。どうやら山歩きじゃなくて山を走る目的で来ている人もいるみたいです。そういうのもあるんですね。
そんなこんなで歩き始めました。山登りコース入口までは舗装された普通の道路です。へらへらとしゃべりながら歩いていき、しばらくすると新コース入口に着きました。こっから山です。
新コースに入ってすぐくらいに早くもお腹が空いてきちゃって予備のおにぎりを食べることにしました。なんてことない塩むすび(セブンイレブン)が超美味しかったです。
山で会う人とはサワヤカに挨拶するのがマナーです。こんにちはーと声をかけながら歩いていきます。
根拠もなくそんなにきつくないんじゃないかなあと思っていたこの登山ですが、結構登りがきついです。ちょっと進んだだけですぐに息があがるので小まめに立ち止まりながら登っていきました。
新コースに入ってから1時間半くらいで山頂に到着。
やっぱり山頂ってのは嬉しいものです。例の白い像があります。
横から見ると馬っぽいって分かりますね。
しかし暑いです。山頂は木が無いので直射日光です。暑いです。
休憩できる椅子がけっこうたくさんあるので、まずはそこで休憩&日焼け止め塗りなおしです。
しばらくして落ち着いて景色を見始めました。
ガイドブック的には、360度のパノラマ、富士山やら数々の山々が見えますとのことだったのですが、今日はなんだかモヤっとしています。自然のことなんで仕方ないです。あれが富士…山?くらいにしか分からなかったです。
山頂に3件の茶屋があってそこで軽食が食べられると調べてあったので、今回お昼は持参しませんでした。富士見茶屋さんでうどん(550円)とけんちん汁(550円)を頂きました。山頂で食べるお食事は美味しいです。
しばらくゆっくりして、明王峠方面へ下り始めました。しばらく縦走路?っていうのかな、ゆるやかで比較的広い道だったので歩きやすかったです。
本に「奈良子峠」って表示がやや控えめなので見落とさないようにって書いてあったので、ちょっとドキドキしながら進んで行ったのですが、結構ちゃんと書いてありました。でもやっぱり文字は小さかったです。
ここからは下りです。道幅も狭くなります。人もだいぶ減りました。というかうちら2人以外いません。
熊よけの鈴も持っていないので、またへらへらしゃべったり歌ったりしながら下っていきました。
しばらくして、一瞬舗装された道路に出て、また登山道に入りました。
山道にも看板を出している「姫谷」は熱心だなあと思いました。
しばらく行くと、登山道が終わり、陣馬の湯に到着です。
宿が3軒あり、どこでも日帰り温泉をやっています。先ほど看板があった「姫谷」さんではなく真ん中の「陣渓園」さんにお世話になりました。
玄関に誰もいないので声をかけ、ご主人に日帰り入浴したい旨を伝え、900円を支払い、いざ温泉です。
温泉の入口に犬が寝てました。ぐっすりで全く反応しないんですけど、けっこうでかくて起きたたらこわいなあと思いました。
温泉は小じんまりしていて、簡易的な棚のみです。貴重品どうしよう?と思って、結局小さいビニール袋に入れて浴室に持ち込みました。ちなみに洗面台とドライヤーがありました。
汗でびしょびしょだったので温泉が気持ちよかったです!!!!
小じんまりした岩風呂につかりしばしまったりしました。お湯の温度がぬるめで助かりました。
シャンプー、リンス、ボディソープが備え付けてありましたが、ここで髪を洗ってしまうと身支度が面倒になるので身体だけをさっぱりさせました。そうしているうちに結構な大人数の気配を感じ、そそくさと上がることにしました。
そもそもが3、4人くらいでちょうどみたいな広さなのに5、6人も現れたので急に混み合いました。入ったとき1人だったのは幸いでした。
脱衣所は窓が空けてあるものの扇風機やエアコンはなく、また汗だくになりながら着替え、混み合う脱衣所を後にしました。結局汗だくにはなったものの、温泉は気持ちよかったです。着替えもしてさらりとしました。
お風呂上がりに藤野名産らしいゆず坊サイダーを頂き、帰りのバスに間に合うように出発です。
この時点で15:20。バスは15:49。バス停までの目安時間は0:35。
アレッ!?
これは間に合わないフラグでしょうか。
このバスを逃すと次のバスは17:15です。もうここからは舗装された道なので急ぎ足でピューッと降りて行きました。
そしたら無事に間に合い、藤野駅へ。
今更ながら「藤野ってどこだろう」と路線検索すると、高尾駅の2駅となりです。
半日くらいかけて山を越えて2駅となりに降り立つなんて、登山って面白いなと思った次第であります。
そんで帰りの中央線で爆睡しながら、無事に帰宅しました。
おつかれさまでした。また気軽にハイキングしたいですね。